「ジメチルアミノエタノール(DMAE)」はやる気と集中力をアップするスマートドラッグ

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「ジメチルアミノエタノール」という名前は聞いたことがなくても、「DMAE」というサプリは知っている人がいるかもしれません。脳の活動をサポートしてくれるということで、アメリカでは大人気のサプリです。

「ジメチルアミノエタノール(DMAE)」とは

DMAEは脳の働きに重要な神経伝達物質として知られるアセチルコリンを生成する物質です。『スマートドラッグ』の一種で、「ドラッグ」といっても麻薬ではなく、「頭を良くするサプリメント」の意味です。

アセチルコリンは脳内で神経細胞間に情報を伝える神経伝達物質です。自律神経のうち副交感神経や運動神経で情報を伝え、血管拡張、心拍数低下、発汗、消化機能亢進などを促進します。また学習や記憶、睡眠、目覚めを司っており、アセチルコリンが不足すると認知障害が起こるとされています。アルツハイマー患者を調べると、アセチルコリンの量が不足していることがわかっています。

ただ、アセチルコリンの成分をそのまま摂取しても脳まで届きません。そのため、アセチルコリンの材料となる物質を摂取することで、結果的にアセチルコリンを増やします。DMAEやコリンがそれに当たります。またコスメとしても開発されており、皮膚のたるみを引き締めてくれる効果があると高い人気があります。

「ジメチルアミノエタノール(DMAE)」の効能・効果

注意力や集中力の向上

DMAEには集中力を高める作用があります。DMAEの摂取によってアセチルコリンの量が脳内で多くなると集中力が増し、記憶力や注意力もアップすることがわかっています。逆にアセチルコリンが脳内に少ない時には記憶力や集中力が低下します。

アルツハイマー型認知症の予防

アルツハイマー型認知症を引き起こす原因の一つはアミロイドβタンパク質であるというのが現在の有力な仮設です。アミロイドβタンパク質が脳内に凝集すると老人斑として溜まり、アセチルコリンを分泌する神経細胞を死滅させることから、アルツハイマー型認知症の原因と考えられているのです。そのため、アセチルコリンを摂取することでアルツハイマー型認知症の予防になるのではないか、と研究が進められています。

美肌・アンチエイジング効果

アセチルコリンには筋肉を収縮させる作用があります。この作用が顔の筋肉を収縮し、人の表情を作っているのです。ところが加齢と共にアセチルコリンは減少してしまいます。そのためDMAEを摂取しアセチルコリンを増やすことで、肌のたるみを改善する作用があります。ハリやシミの改善効果も認められており、アンチエイジングに効果があります。しかも即効性があり、DMAEクリームを塗って30分後には肌にハリが出て、24時間持続した、という報告もあります。

DMAEを効果的に摂るには

DMAEは魚のDHAとEPAなどの脂肪酸に含まれています。特にイワシやアンチョビに多く含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。また、大豆のレシチンもアセチルコリンの材料になりますので、大豆製品もどんどん摂取して下さい。

日本人は魚や大豆製品を多く食べて来ました。ですが最近の欧米化した食生活によって古来の良い習慣がなくなってしまい、DMAEを自然に摂ることが少なくなっています。和食中心の食生活を送り、時にはサプリメントを利用して、いつも頭をスッキリさせましょう。

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