ビタミンAの摂取は注意して!動物性と植物性を使い分けよう

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ビタミンAって何種類もあるの?

ビタミンAは、抗酸化作用によって体の中の酸化を抑制する働きを持っています。このビタミンAですが、実は大きく分けて2種類あります。

動物からのみ摂れるものを「ビタミンA」と言い、別の成分が体内に入るとビタミンAに変換されるものを「プロビタミンA」と呼びます。ビタミンAは別名「レチノール」と呼ばれています。プロビタミンAは何種類かありますが、代表的なものが「βカロテン」です。βカロテンは主に緑黄色野菜に含まれています。

これら2つはビタミンAとして扱われていますが、実際にはそれぞれの特徴があり異なる点があります。この2つの点について知り、ビタミンAのことをもっと詳しく理解していきましょう。

βカロテンの効能とは?

βカロテンは一般的に緑黄色野菜に含まれており、消化機能でビタミンAに変化します。βカロテンは吸収率の悪い成分で、約10%程しか吸収されないと言われています。ですが脂溶性なので、炒めたりオイル系ドレッシングを使用すると吸収率が高まります。

また、βカロテンの場合例え過剰摂取しても、使用されなかった分は抗酸化物質として働いてくれます。その為、たくさん食べたからといって体への悪影響は一切ありません。更に、野菜ですのでたくさん食べても低カロリーという魅力があります。

レチノールは過剰摂取に注意して

レチノールは、80%以上の吸収率をもったビタミンAで、動物性食品にたくさん含まれています。脂溶性のため体内に留まる特徴があり、摂り過ぎには注意が必要です。レチノールを過剰摂取すると肝臓に溜まり、頭痛、吐き気、肝臓肥大などの副作用を引き起こす可能性があるのです。特に、コレステロールの数値が上昇してしまいますので注意しなければいけません。一番レチノールを多く含む食材は、鳥レバー、豚レバーと言われています。

不足も過剰も問題が起きるビタミンA

ビタミンAは肝臓に蓄積されますので、不足することはまずありません。ですがビタミンAはアルコールによって失われてしまう栄養素の一つとされていますので、お酒好きの人は不足している可能性があります。

ビタミンAが不足してしまうと、様々な病気を発症してしまいます。例えば、夜盲症や免疫力の低下、乳幼児の場合失明になってしまう危険性があります。ですからビタミンA不足には注意が必要です。基本的に、20μg/g以上肝臓にレチノールが蓄えられていればこういった欠乏症になることはありません。

しかし、蓄えないといけない・・・という意識が高く、過剰摂取してしまうと脱毛や頭痛といった症状が現れてしまいます。妊婦さんの場合、妊娠初期に過剰摂取すると胎児に奇形の発生リスクが高まることも知られています。ただし、これはβカロテンの形で摂取すれば問題ないとされているので、野菜から摂取するようにしましょう。

食事でカバーできなければ青汁がおすすめ

ビタミンAを動物性食品で摂取すると肝臓への負担が大きくなってしまいますので、不足していると感じた時には野菜で補うようにしましょう。βカロテン(ビタミンA)を多く含む野菜には、モロヘイヤ、しそ、ほうれん草、春菊といった青菜が多いです。

これらの野菜は、青汁に含まれている代表的な野菜でので、食事でカバーすることができないという場合には青汁にサポートをしてもらうといいでしょう。意識をしながら摂取することでビタミンA不足にならずにすみます。

レチノールの高い美容効果

動物性ビタミンAのレチノールは、乾燥肌や敏感肌、しわやしみ、毛穴のトラブルといった肌の悩みを改善する効果があります。レチノールはコラーゲンを生成することができるため、アンチエイジング効果を期待できるのです。そのため、レチノール配合の化粧品が増えています。身体の中からと外から、レチノールとβカロテンを上手く使い分けて、健康と美肌を守りましょう。

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