βカロテンは果物のなかでもトップクラス!’びわ’でカラダのサビつき防止

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つらい咳や疲労回復に有効!葉や種にも効能が認められる’びわ’の栄養素

果汁たっぷりでやさしい甘さの’びわ’は中国原産の果実で、日本でも南部の温かい土地に原生していました。果実だけでなく葉や種にも有効成分があり、古くから咳止めや去痰、健胃や食欲増進、皮膚炎や疲労回復などに用いられてきました。初夏が旬の果実は果肉が柔らかく保存には向きません。新鮮なうちに早めに食べるようにしましょう。

βカロテン:生活習慣病予防、皮膚や粘膜を健康に保つ

βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれる機能性栄養成分で、カラダのサビつきを防ぐ働きをします。果物の中では’びわ’に多く含まれるβカロテンは、体内に入ると必要量に応じてビタミンAに変換されます。皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を高め、体内で発生する活性酸素を抑制する働きをしますので、肌のトラブルや風邪の予防、生活習慣病予防に有効です。

ビタミンB1:疲労回復、食欲増進

びわは果実だけでなく葉にも栄養素が豊富で、昔からお茶にしたり、入浴剤として使われてきました。葉の中に含まれるビタミンB1は糖質の代謝を促してエネルギーに変え、疲れにくくする作用があります。また、脳や神経を正常に保つ働きもあり、集中力が増して記憶力が向上します。不足すると精神が不安定になるためイライラする症状があらわれ、集中力や記憶力が低下し、食欲不振や倦怠感、むくみや脚気などの症状があらわれます。

クエン酸:アンチエイジング効果、美肌効果

’びわ’や柑橘類に多く含まれるクエン酸は、ミネラルの吸収をよくするキレート作用により、アンチエイジングや生活習慣病予防に効果があります。また、体液を弱アルカリ性に保つ作用がありいますので、血液をサラサラの状態に改善するため、新陳代謝の促進や冷え性の改善、生理痛予防に有効です。筋肉痛の疲労物質である乳酸を分解する作用もありますので、疲労回復を早める働きもあります。

カリウム:高血圧予防、筋肉を正常に保つ

カリウムは果物や野菜、海藻などの植物性食品に含まれる栄養素で、びわにも豊富に含まれています。体内のナトリウム量を調整しながら細胞を正常な状態に保つ役割があり、余分なナトリウムの排泄を促す作用があります。血圧を下げる作用がありますので、高血圧予防やむくみの改善に有効です。夏場や大量に飲酒した際には汗や尿とともにカリウムが排泄されるため低カリウム血症となり、疲労や夏バテ、筋肉けいれんの原因となります。

サポニン:免疫力強化、脂肪蓄積抑制

植物の根や葉、茎に多く含まれる苦みやエグみのもととなる成分で、大豆や高麗人参、びわの葉などにも含まれています。サポニンは体内のコレステロールを除去する作用や血流を改善する効果が期待できますので、高脂血症や動脈硬化、高血圧など生活習慣病の予防に有効です。また、免疫力を高める効果も期待できますので、ウイルスによる感染症の予防にも有効です。

びわを使った主な料理

’びわ’は実が柔らかくとても痛みやすい果物です。そのまま生で食べることがメジャーですが、コンポートやジャム、ゼリーなどにするのもおすすめです。古くから種や葉も生薬として使われていた果物ですので、実と種を丸ごとお酒に着けて果実酒にしたり、葉を煎じてお茶にしたり、種を使って杏仁豆腐にするのもおすすめです。肉との相性もよいので、生ハムを巻いて前菜にしたり、酢豚やソースにするなど、料理にも幅広く使えます。

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