飲むスキンケア!肌の細胞をリセットできる栄養素『ビオチン』って知ってる!?

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スキンケアは外からだけじゃ不十分。しっかりと体の中からもケアすることで、健やかで美しい肌は保たれます。ところで、ビオチンという栄養素の名前を聞いたことがありますか。ある女優さんが、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほう、手足に慢性の膿疱ができる疾患)を患った時、治療に使い一躍有名になった成分です。皮膚の再生力も高く、炎症を抑える効果が期待できるビオチン。様々な皮膚トラブルの解消に役立っているのです。

謎の肌トラブル 原因はビオチン不足?

現代に生きる私たちにとって、避けることのできない不安要素、紫外線、生活習慣の乱れ、ストレス、偏った食事…。これらは肌荒れや、ニキビ、炎症などの原因となり、肌の健康状態に大きな影響を及ぼします。

しかし一方で、肌のトラブルの原因として指摘されているのがビオチン不足です。皮膚の毛細血管内の血液の流れを改善し、皮膚の再生能力を高めるビオチン。さらに細胞を活性化させ、老廃物を排除、健康な皮膚をつくります。さらに皮膚の炎症原因となるヒスタミンも排出し、トラブル知らずの肌へと導いてくれるのです。

筋肉痛の原因『乳酸』を減少させる!

激しい運動を行った次の日、体が痛くて動けないことはよくあることです。実はこれ、体内で発生する乳酸の仕業。人間は運動などで体を激しく動かすと、糖分がエネルギーに代わります。その時発生するのが乳酸です。この乳酸の蓄積が原因で、感じてしまうのが疲労感や筋肉痛。ビオチンは、そんな体内で発生した乳酸を分解し、ブドウ糖へと変換します。それにより、疲れが解消され、筋肉痛も和らぐことになるのです。

ビオチンはレバーにたっぷり!

牛や豚、鶏のレバーや豆腐、牡蠣やナッツ類、乳製品などに多く含まれているビオチン。それら食材の多くはたんぱく質と結合しているので、加熱しても栄養素が壊れることはありません。一方で水溶性ビタミンであるビオチンは、水に溶けやすいのが弱点。生で摂取するのがおすすめですが、煮物などに調理する場合は、煮汁まで残さずにいただきましょう。

生卵は一度にたくさん食べないで!

卵にも含まれているビオチン。しかし、卵白にはビオチンの栄養吸収を阻害する『アビジン』というたんぱく質が含まれています。ですから、生卵を一度に大量摂取すると、体内のビオチンは不足してしまいます。仮に人間が毎日10個の生卵を食べ続けると、ビオチン不足により脱毛や皮膚炎などの症状が現れるという研究結果もあるほどです。

ただ、卵白に含まれるアビジンは、加熱することで変質し、ビオチンの体内への吸収を邪魔しません。卵からビオチンを摂取する場合には、必ず加熱してからいただきましょう。

1日50μgで摂取目安をクリア!

ビオチンの一日当たりの摂取目安量は約50μg。この量は、レバー約50g分です。ちなみに生卵以外の食材なら、特に摂りすぎても問題はありません。しかし、ビオチンは水溶性のビタミン。過剰摂取しても、体に蓄積されることなく尿や汗として排出されてしまいます。一度に大量ではなく、出来れば一定量を継続的にバランスよく、毎日の食事に摂り入れていきたいものです。

アルコールや喫煙、糖分の摂取でビオチンは台無しに…

健康な皮膚や体づくりに欠かせない成分、ビオチン。弾力ある健康な肌だけでなく、美しく健康な爪や髪へと導いてくれる優れた栄養素です。ただ、アルコールの摂取や喫煙、糖分の摂りすぎによりビオチンは、大量消費されてしまいます。せっかくビオチンの成分を摂取しても、これでは勿体ないですよね。ビオチンを摂取する場合は、食生活に気を付けて、あらゆる食材からバランスよく摂取するように心がけましょう。

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