冷え性だと便秘になる?この2つの関係は?どうすれば治せる?

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冷え性の原因の多くは血行不良から

冷え性と便秘に深い関係があるのをご存知ですか?慢性的な便秘に悩まされている人の多くは、同時に冷え性で悩んでいます。

冷え性のおもな原因は血行不良です。血行不良はストレス、偏食、運動不足、加齢などが原因とされています。「寒い」「手足が冷たい」という症状ばかり気になりますが、実は体の芯が冷えると多くの不快な症状や病気を引き起こしかねないのです。

なお、「冷え」と「冷え」の2つの書き方がありますが、厳密にいうと「冷え」は血行不良によるもの、「冷え」は自律神経の乱れが原因とされています。冷えのほうが重症で、病気と捉えられています。

冷え性から内蔵機能低下、そして便秘に

冷え性が原因となって起こる不調が内臓機能の低下です。そして、内臓機能の低下によって起こる症状のひとつが便秘です。内蔵が冷えるということは、正常に機能できなくなるという意味なのです。胃腸が冷えれば消化吸収がうまく行かなくなりますし、肝臓は必要な栄養素と不要物を分別することができなくなります。大腸は便をうまく作れず、また押し出す力も弱くなります。このように、内蔵が冷えるとすべての機能が麻痺し、便秘につながってしまうのです。

もちろん、冷え性でなくても食物繊維の不足や、摂っていても不溶性食物繊維の割合が多すぎ、しかも水分不足でも便秘になります。また、筋肉が少ないことによる場合、女性ホルモンのバランスが一時的に狂った場合、女性の臓器の配置の問題など、様々な原因はありますが、やはり冷え性によるものが一番多いと言われています。

お腹が冷たい、厚着をしても体の芯まで温まらない、といった場合、この内蔵機能低下型冷え性=内蔵型冷え性なのです。

下剤や冷たい食品は、さらに便秘を悪化させる

便秘に苦しんでいると、つい便秘薬に頼りたくなるものです。しかしこの方法は無理矢理腸に刺激を与えているだけで、根本的な解決にはなりません。また、便秘薬を常用している人の多くが経験している通り、便秘薬はだんだん効かなくなって来ます。するともっと強いものを求めることになり、さらに便秘が悪化してしまうのです。

便秘薬と似た方法に、冷たい食べ物や飲み物の摂取という方法があります。冷たい物が胃に入ると、その刺激で腸がぜん動運動を激しく行なうため、一時的に便秘が解消されるのです。しかし冷たい食品は内臓を冷やしますので、やはり便秘は悪化してしまいます。

冷え性による便秘には温野菜と食物繊維

便秘を解消しつつ体を冷やさないようにするには、温野菜がおすすめです。生野菜の大量摂取は体を芯から冷やします。特に冬は極力生野菜は避けましょう。同じように、果物も体を冷やしますので、食べ過ぎには注意しましょう。

また、緑黄色野菜やキノコ類に多く含まれる食物繊維は腸内環境を整え、便秘の解消に効果があります。ただし、上記したように不溶性食物繊維を摂り過ぎると逆に便秘を悪化させます。大豆、ごぼう、玄米などは不溶性食物繊維が多いので、必ず水分と共に摂るようにして下さい。

軽い運動で筋肉を動かせば、血行が良くなり冷えが改善

血行をよくするためにもう一つお勧めするのが運動です。リンパ液や血液は筋肉の動きによって体内を循環しますから、運動不足は血流を悪くし、冷えや貧血につながるのです。特別な運動ではなく、ウォーキングでも充分です。できるだけ全身を動かすように気をつけながら行なうようにしましょう。

冷えとほとんどの便秘は密接な関係があります。便秘を根本から解消したいのであれば、冷え性を改善させることが必要です。食物繊維の摂取はもちろん便秘解消に効果がありますが、食物繊維自体には体を温める作用はありません。それよりも、内側からも外側からも体を温めるようにして、内蔵を健康にしましょう。

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