便秘で死亡するなんてあり得ない?あり得ます。

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便秘を気に留めなくなったら問題です

ずっと便秘だけど、薬を飲んでいるから大丈夫、そのうち出るから平気…と、たいして気に留めていない方がいます。生理前などの一時的なものならともかく、便秘を解消しようとせず、これまで通りの生活をしていればいつまでたっても便秘をなおすことができませんし、ますます便秘がひどくなってしまうかもしれません。「便秘=便が出ないだけ」という認識でいると、後々大変恐ろしいことが起こるかもしれませんよ。

本当?!便秘が原因で亡くなる危険性が

『便秘が原因で死亡することがある』・・・こう聞いて、便秘がちの方がゾッとしない訳はありませんね。それとも、他人事として聞き流しますか?実は、便秘が原因で惜しくも亡くなった方が本当にいるのです。

1998年のこと、21歳の女性会社員が腸閉塞で死亡しました。1年前から便秘だったにも関わらず市販の下剤を飲んで自己流の対処をしていましたが、ある日トイレ前で死亡していたのです。解剖の結果、6.7kgの便が腸に詰まった腸閉塞によって死亡したことがわかりました。

もう一つ、2013年2月、イギリスの16歳の少女がやはり便秘が原因の心臓発作で死亡。彼女は自閉症でトイレに行く恐怖から8週間排便しておらず、膨れ上がった腸が胃を押し上げて胸部を圧迫したことにより心臓麻痺を起こしたのです。便秘は大きな病気をしたり怪我をしたときとは違って、便が出ないこと以外はそれほど生活に支障をきたしません。ですが、便秘によって最悪死亡する場合もあるということは頭の片隅に入れておいて下さい。

その不快な症状、便秘が原因かも

便秘で死にいたるケースは稀であったとしても、便秘のせいで病気を引き起こすことは実にたくさんあります。まず、病気になる前の段階はのぼせや肌荒れ、肩こり、頭痛、腰痛、疲労感、痔などがあります。しかしこれらの症状は見過ごしてしまうことが多く、よほど症状が重くならない限り心配したり病院に行こうなどと考えません。ところが、これらは便秘による自律神経の乱れや血行不良、腸内の悪玉菌などが原因なので、放っておくと他の症状も出てきてしまうかもしれないのです。

便秘を放置しておくと恐ろしい病気になる危険性も

便秘を放置しておくと、腸内細菌のバランスが崩れ、食物の分解や吸収に支障を来すことになります。それによって高血圧や動脈硬化、糖尿病などを発症する危険性があります。また、腸内の悪玉菌が発がん物質を生み出し、大腸がんなどを発症してしまうリスクが高まります。ですから、体調が変だなと思ったら、きちんと便が出ているかどうかを考えてみてください。3日以上便が出ない場合や毎日出ても非常に硬い場合は立派な便秘なのです。

便秘を放置して病気になりたいですか?

人生80年と言われますが、便秘を放置しておいたがために若くして命を失ってしまったなどということは、避けなければなりません。便秘の症状は放置しておくこともできますし、病院に行くなど大げさだと考えるかもしれません。しかし、その先に待っているリスクを考えれば、もっと真剣に便秘解消に取り組む必要があるのではないでしょうか。

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