「β(ベータ)クリプトキサンチン」で健康維持!日本人なら誰でも食べるみかんが優秀!

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世界各国と比較して、日本人、特に妊婦の血液中に圧倒的に多いとされる成分が「β(ベータ)クリプトキサンチン」です。この成分は免疫力強化や骨粗しょう症予防などに力を発揮する成分で、現在世界的に注目されています。なぜ日本人の体内に多く含まれているのでしょうか?その秘密は「みかん」にありました。

「β(ベータ)クリプトキサンチン」とは

β-クリプトキサンチンは、主に温州みかんに含まれている色素のことで、カロテノイド(赤・橙・黄色などの天然色素)の一種です。体内でビタミンAに変換されるので、βカロチンやリコピンなどと同様プロビタミンAと呼ばれています。カロテノイドは体内で合成することができないため、食品などで摂取する必要があります。β-クリプトキサンチンは温州みかん、でこぽん、ぽんかん、ビワ、柿といった日本の果物の他には、パパイヤ、唐辛子、パプリカなどに含まれている程度です。ですからみかんを食べる習慣のある日本人が、世界一β-クリプトキサンチンを持っているのは当然なのですね。

「β(ベータ)クリプトキサンチン」の効用

あまり食べると体が黄色くなる、と言われる温州みかんですが、その原因はこのβ-クリプトキサンチンです。もちろん、黄色くなっても一時的なもので何の害もありませんから、ご安心を。それどころか、すごい効能があるんです。

①骨粗しょう症の予防

特に閉経後の女性に多いと言われる骨粗しょう症を防ぐ働きがあります。β-クリプトキサンチンには、古くなって来た骨が破壊されるのを防ぎ、骨の形成を促進する作用があり、骨密度や骨質が改善することがわかっています。

②糖尿病改善

β-クリプトキサンチンには血中インスリンを低下させる機能があります。インスリンの働きを正常にするので、血糖値をコントロールできるのです。

③免疫力強化

体内の免疫力がアップし、抗体の生成を促進します。また、発がん性物質を細胞に寄せ付けない作用があるため、がん予防にも効果的です。その効果はがん予防に効果があるとされるβ-カロチンの5倍と言われています。

④美肌効果

β-クリプトキサンチンは皮膚にも存在し、お肌の水分を保持するヒアルロン酸の生成にも関わっています。加齢と共に減少していくため、β-クリプトキサンチンを摂取すると小ジワの予防や改善、肌のバリア機能の保持などに効果があると考えられます。

⑤肥満防止

まだ動物実験の段階ですが、β-クリプトキサンチンによって脂肪細胞の肥大が抑制されたことが確認されました。そのため、肥満予防効果が期待できます。

β-クリプトキサンチンの推奨摂取量

この成分は非常に吸収されやすいため、多量に摂る必要はありません。1日1個のみかんで充分だとされています。しかも長期間体内に蓄積されることもわかりました。冬場にたくさんみかんを食べた人は、みかんを食べない9月になっても血中にβ-クリプトキサンチンが多く含有されていたという研究結果が出ています。更なる研究結果では、喫煙と飲酒の両方の習慣があると、β-クリプトキサンチンが減少することがわかりました。そのため、これらにあてはまる場合はみかんを多く摂るようにしましょう。現在も研究が進められているβ-クリプトキサンチン。がん、糖尿病、リウマチなど難病に対する効果が認められつつあります。積極的にみかんやみかんジュースを摂って、健康維持に役立てましょう。

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