疲労回復とエネルギー代謝を高める浅葱(アサツキ、ネギ属)

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ビタミンB群と吸収を助ける栄養素が豊富な浅葱(アサツキ、ネギ属)

浅葱(アサツキ、ネギ属)は、薬味として使われることの多い食材ですが、ほかのネギ類と同様に疲労回復とエネルギー代謝を高める成分がたくさん含まれています。サプリ感覚で刻み切りした浅葱を様々な料理に散らして、手軽に継続的に摂取することができる食材です。また、たくさん食べたい時には、関西系のお好み焼きやチヂミにしてもおいしくいただけます。

ビタミンB群:エネルギーの代謝を促進

浅葱(アサツキ、ネギ属)はビタミンB群が豊富です(B1、B2、B6、パントテン酸)。B1は糖を分解する酵素の働きを高め、乳酸を分解し、疲労回復の効果があります。B2は細胞の再生やエネルギーの代謝を高め、皮膚や髪を作る役に立ち、脂肪の代謝も高めます。B6も、タンパク質の吸収を高め、B2と一緒に皮膚や髪の成長を促進します。パントテン酸は、副腎の働きを助けストレスを抑制します。

硫化アリル:ビタミンBの働きの促進や血栓予防

浅葱(アサツキ、ネギ属)は、ほかのネギ類同様、硫化アリルという栄養素が含まれます。硫化アリルはネギを切った時に目が痛くなる成分です。ビタミンB1の吸収を助けますので、ビタミンB1とともに疲労回復効果があります。また、血行を良くし、血栓を予防し、血中コレステロールの増加を抑え、動脈硬化を予防します。

βカロテン:肌の老化防止や夜盲症の予防

主に、浅葱(アサツキ、ネギ属)の白い部分にはβカロテンが含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは、視紫紅や網膜等の目の器官の生成や働きを助けます。そのため、夜盲症の予防や、暗所順応を早くします。ビタミンAは他に、肌や髪の再生を助けるとともに、βカロテン自身の抗酸化作用でメラニン色素を刺激する活性酸素を防ぎます。

カリウム:ナトリウム(塩分)の排出

浅葱(アサツキ、ネギ属)には、カリウムが豊富に含まれます。カリウムは、細胞や体内に余分に存在するナトリウム(塩分)を体外へ排出する役割があります。ナトリウムは、過剰に摂取すると体や細胞に水分を蓄え高血圧やむくみの原因となります。また、カリウムは筋肉のエネルギー代謝を高めるので、筋肉の痙攣や心筋梗塞の予防に役立ちます。

食物繊維:血糖値の急激な増加抑制や善玉菌の育成

浅葱(アサツキ、ネギ属)には食物繊維も豊富に含まれます。食物繊維は食事と一緒にとると(できれば、食事の最初)、急激な血糖値の増加を防ぎます。そのため、糖尿病の予防や余分な脂肪の生成を抑えます。さらに、食物繊維が不要な老廃物をからめて胃腸から排泄してくれることで、善玉菌の繁殖を助成します。

浅葱(アサツキ、ネギ属)を使った主な料理

浅葱(アサツキ、ネギ属)は、あまり主役になる食材ではありません。一方で、そば、うどん、お肉料理、鍋料理等の薬味として様々な料理に利用されます。そのため、サプリ感覚で継続的に摂取することができる食材です。また、関西では「ネギ焼き」と言って、お好み焼きの材料として大量の刻み切りにした浅葱が利用されます。また、韓国のチヂミでは、浅葱を刻み切りにせず丸ごと入れます。

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