過ぎたるは及ばざるがごとし アロエの摂取には注意が必要

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知らなきゃ怖い!アロエの作用と副作用

アロエには多岐にわたる効能・効果があります。健胃作用、緩下作用、抗菌作用、抗がん作用、抗炎症作用、血糖値降下作用…。これらによって、外用すれば火傷や切り傷、打撲に効果があり、内服すれば便秘、下痢、膀胱炎にも効果があると言われています。

しかし、これだけの作用があるからこそ、取り過ぎてしまっては副作用を引き起こす可能性があるので要注意です。血行促進や新陳代謝の促進もあり、青汁などにも含まれる健康食品のアロエを正しく摂取して、効果を最大限に引き出しましょう。

アロエには便秘に効く成分がたっぷり

アロエを食用で摂る時に一般的な食べ方は、ヨーグルトに入れて食べる方法だと思います。ヨーグルトの整腸効果とアロエに含まれる「大腸刺激性下剤」の効果で整腸作用を促すとてもいい食べ合わせの食品です。大腸刺激性下剤は、バルバロイン、センノシド等のアントラキノン配糖体の成分で出来ています。

この成分は体の中に取り入れられても、成分が変わらず大腸まで運ばれ、大腸の腸内細菌により活性体となり働くので便通を改善すると言われています。ただ、アロエの緩下作用がある成分はアロイン、アロエエモジン、ホモナタロイン、アロエニンと何種類もあるため、場合によっては作用が強すぎる場合があります。

便秘だけじゃない!アロエには健胃作用もある

アロエを生で食べると大変苦いものです。この苦味成分をアロインといい、体内でアロエエモジンに変化します。胃酸の分泌を促して消化を促進させるので「苦味健胃剤」と言われています。量が少なければ健胃、多いと緩下剤として働きます。

また、アロエには粘膜保護の働きもあるので、胃の粘膜を保護して胃炎や胃潰瘍から護る効果もあります。胃液の分泌をサポートし、肝臓でのアルコールの分解を助ける効果もあるので、胃もたれ、消化不良、二日酔いにも効果があると言われています。

アロエの摂り過ぎによる危険性

いいこと尽くしのアロエですが、摂りすぎると大変なことになります。大量に服用すると骨盤内の臓器が充血を起こします。そのため、妊娠中や月経時にアロエを取ると流産や出血過多になってしまう恐れがあります。また、炎症を鎮める作用があり、多量に取ってしまうと体が冷えてしまいます。冷え性の方は多く摂りすぎないように気をつけてください。

アロエは適量を必ず守ろう

アロエには生アロエや乾燥アロエ、粉末などがありますが、一般的には生で食べることが多いと思います。一日の摂取量の目安はキダチアロエの場合15g、アロエベラは60gといわれています。乾燥葉や粉末は生葉に比べると5%ほどの重さなので0.6gを目安にしてください。過剰摂取から肝臓障害を起こしたり死亡した例が報告されていますので、絶対に目安量を越えないようにしましょう。

また、アロエはカリウムも多く含みます。アロエを15g摂取したときは15mgのカリウムを摂取することになるので気をつけてください。なお、アロエの一種の「ケープアロエ」は、日本では薬局方で定められた医薬品です。薬局で購入することができますが、葉を煮詰めて乾燥させたものなので非常に作用が強く、健康食品であるキダチアロエやアロエベラと同量摂ると大変なことになりかねませんので、注意して下さい。

効果を最大限に引き出すアロエの食べ方

生のアロエを食べる場合はきれいに水洗いをして、葉の両側にあるとげを取り除き、緑の皮の部分を残したまま食べるのが一般的です。ただ、緑の皮の部分は苦みが強く、強い成分が含まれているので、初めて食べる時や効果が強すぎる時などは皮を取り除いて食べるといいでしょう。その時はピーラーで皮を剥き、スプーンなどでえぐり取り、軽く下茹でしてから食べます。食べるタイミングは空腹時のほうが効果的です。食後に食べると働きが鈍くなるので注意しましょう。

整腸作用だけでなく、さまざまな効果をもたらすアロエですが、使い方一つで体の調子を崩してしまう可能性があります。青汁のほかにも野菜ジュースなどにも含まれているので、摂取量に気をつけながら体内を綺麗にしていきましょう。

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