青汁にも登場する「モロヘイヤ」は野菜の王様 その効能を徹底解説

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モロヘイヤの成分を詳しく解説

「野菜の王様」と言われているモロヘイヤ。その昔エジプト王の病気を治したことからそう呼ばれるようになり、あのクレオパトラも食べていたとか。でも、日本に入って来たのは1980年頃で、青汁によく入れられているのは知っていても、その効能はあまり知られていません。

モロヘイヤはほうれん草以上の栄養価値があると言われている、夏野菜です。成分はβ-カロテン、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ミネラル、カリウム、ケルセチン、ムチン、マンナンなど栄養価値が高いとされているものばかりです。モロヘイヤの他にも小松菜や水菜と言った青菜野菜はありますが、どれも冬野菜ばかりです。夏には夏野菜を摂るのが、健康のためには良いのです。

夏バテに悩んでいるならモロヘイヤが効果的

モロヘイヤといえばネバネバが特徴で、茹でることによって更にネバネバが増します。これはムチンという成分で、山芋やオクラにも含まれているものです。このネバネバが胃などの粘膜を保護してくれるので、夏場の消化不良や食べ過ぎて疲れた胃を優しく守ってくれます。更に、水分を吸収してくれますので便秘改善にも効果的とされています。そのほか、免疫力を高めたり疲労回復、コレステロール値や血糖値の抑制などの効果も認められています。

また、ケルセチンにも血行促進作用やコレステロール値を下げる作用があり、生活習慣病予防に素晴らしい力を発揮します。最近ではこういった栄養価値に注目されていることもあり野菜としてだけではなく加工食品へと変化しつつあります。

モロヘイヤには美肌効果も

モロヘイヤの成分であるβカロテンには粘膜や皮膚を保護する働きがあります。それによって乾燥肌や肌荒れを改善します。また、ビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほど美肌効果があります。細胞の老化を防止するので、アンチエイジングに強力な効果を発揮するのです。

ケルセチンはポリフェノールの一種で、血流を改善します。すると顔色が良くなりますし、栄養が血液に乗って肌の隅々まで届きますから、美肌効果が期待できます。抗酸化作用もあるので、活性酸素による肌のダメージを防いでくれます。

血糖値を下げて糖尿病の予防や改善に

モロヘイヤにはムチンが多く含まれており、この粘りには血糖値の上昇を抑えてくれる効果があります。そのため、糖尿病予防や改善に効果があると言われています。ムチンは熱に弱い性質を持っていますので、できるだけそのままの状態で食べるようにして下さい。

家庭栽培する時には、これだけは注意して

モロヘイヤの栽培は簡単なので、家庭で栽培をしている方が多いです。7月から10月半ばまで収穫できるため、色々な料理に使うことができます。

一つ、モロヘイヤを家庭で育てる時に注意しなければいけないことがあります。それは、モロヘイヤの種子にある「ストロファンチジン」という毒成分です。吐き気や下痢を引き起こすと言われているので、絶対に食べないようにしましょう。細長いさやの中に150粒近く入っているので、収穫の時にはさやを壊さないよう、十分注意して下さい。この毒性は葉や茎部分には含まれていませんので、種だけ注意すれば全部食べることができます。

栄養豊富なモロヘイヤが入っている青汁を飲むことで、野菜不足はもちろんのこと食事のバランスを過剰に気にする必要がなくなります。野菜不足を感じた時には青汁で野菜を摂ってみてはいかがでしょうか。

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