ビタミンCやアントシアニンで抗酸化作用のあけび

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実は栄養素がいっぱいの秋の味覚、紫の色鮮やかなあけび

あけびは野山の木にまきつく「つる性植物」で秋に10センチくらいの紫色の実がなります。木通(もくつう)通草(つうそう)と呼ばれ実、茎、葉すべて漢方薬としても使われますが昔の旅人は実を食べて疲れをとったといわれます。甘い果物がたくさん出回るようになりあまり食べられない時期がありましたが最近は商品として栽培をされるようになり山形県が主な産地です。

ビタミンC:抗酸化作用

あけびのビタミンCはイチゴやカキと同じくらい含まれています。ビタミンCは抗酸化作用が強く血管の強化に役立ちます。コラーゲンの生成を助けるためお肌の調子を整える効果があります。不足すると風邪をひきやすくなったり歯茎から血がでやすくなります。水溶性のビタミンCは体内に蓄積されないので毎日の摂取が必要です。

アントシアニン:紫のポリフェノール

あけびの鮮やかな紫の皮にはアントシアニンが含まれています。アントシアニンは青紫色の天然色素でポリフェノールの一種です。ブルーベリーに含まれているものと同じで目の働きを守る効果があります。またアントシアニンには抗酸化作用があり動脈硬化や脳の老化を予防する働きもあるといわれます。ビタミンCはアントシアニンと同時に摂ることによって抗酸化作用が5倍になるといわれます。

カリウム:必須ミネラルのひとつ

あけびはカリウムが豊富です。カリウムはナトリウムやカルシウムなどと共に生命維持に必要なミネラルのひとつです。カリウムは血圧を下げる作用があるので高血圧を予防するといわれます。不足すると疲労感が増したり夏バテを起こしやすくなります。カリウムは筋肉の収縮にもかかわっているので不足すると筋肉の痙攣をおこしやすくなります。

葉酸:ビタミンB群のひとつ

あけびに含まれる葉酸はビタミンB群のひとつで代謝にかかわっています。血液を作る働きを助けるので「造血のビタミン」と呼ばれ貧血を予防します。普通の食生活をしていれば不足することはありませんが妊娠している女性は普段の2倍近くの葉酸が必要です。葉酸の不足は胎児の脳や神経の成長に異常をきたすといわれます。

あけびサポニンやアケビン:配糖体

あけびのつるは漢方では利尿や腎臓に働くといわれますが実にも含まれるアケビンという成分は利尿作用があるといわれます。またサポニンはむくみを防ぎコレステロールを下げたり脂肪が糖と結びつかないようにして脂肪の吸収を抑える働きがあるといわます。サポニンは種類によって安全性が違うので摂りすぎは禁物です。

あけびを使った主な料理

あけびは、実の中の種を包んでいる白い部分、皮の部分、若芽の部分の三つが食べることができます。紫の実が口を開くと食べごろです。中の白い部分は非常に糖度が高く中に苦い種が入っていますが生のまま食べられます。皮は苦味がありますが炒め物や揚げ物など油を使った料理が合います。若芽はゆでてあえものなどにどうぞ。

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