動物性食品に豊富な亜鉛を野菜から摂ることはできる?

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体にいいミネラル亜鉛を摂取しよう!

体を構成する亜鉛はミネラルの一種で、新陳代謝をうながし、細胞を作り体の健康を守る役割があります。亜鉛は主に魚介類や肉に多く含まれていて、青汁の一部には亜鉛含有を謳ったものがありますが、基本的に亜鉛は植物にはほとんど含まれていません。美髪・美肌効果もある亜鉛ですが、青汁以外の野菜の亜鉛含有量を調べてみました。

亜鉛不足が引き起こす体の異常

体の不調が続いている方は亜鉛が不足しているかもしれません。亜鉛を取らなければ体の免疫が落ちて風邪をひきやすくなったり、新陳代謝が鈍くなり、怪我が治りにくくなります。また、味を感じる味蕾(みらい)と呼ばれる舌の部分は、常に新しい細胞と入れ替わっています。亜鉛が不足すると代謝が行われなくなるため、味蕾の感覚が鈍くなり味覚障害を起こします。

亜鉛は美白や美肌に有効な成分

シミやそばかすが亜鉛で目立たなくなるって知っていましたか?シミのできた細胞を新陳代謝するのに不可欠なのが亜鉛です。また、ビタミンCと結合してコラーゲンを生成するので、美容効果がとても高いとされています。新陳代謝がよくなれば傷が言えるのも早くなり、髪も美しくなります。また、体内から綺麗になっていくので健康的になります。

亜鉛が多い野菜の1位から3位!

亜鉛の一日の摂取目安は成人で16mgと言われています。亜鉛を野菜からとるとどれくらいになるか100g中の含有量を見てみましょう。可食部100g中、最も多いのが「まいたけを乾燥させたもの」の6.9mgです。2位が「わらびを乾燥させたもの」の6.2mg、3位が「ずいきを乾燥させたもの」で5.4mgとなっていますが、どれもあまり馴染みがない食べ物ですね。

一般的なものでは切り干し大根やきくらげが100g中2.1mg、ゆでたそら豆が1.9mg、えだまめ1.3mgと、決して多くなく、しかもこれらを実際に食べるとなると大量です。切り干し大根なら750gほど必要になってしまいます。切り干し大根は戻すと4倍ほどになると言いますから、1日3kg食べなければいけない計算になってしまいます。

亜鉛を野菜から摂るのは難しい

亜鉛はもともと吸収率が低い成分です。約10~30%と言われており、しかもカルシウムを同時に多く摂取すると吸収率が落ちると言われています。また同時に銅や鉄を摂ると、銅や鉄の吸収が悪くなったり代謝に異常をきたします。

亜鉛は牡蠣、かに、豚レバー、牛肉などに多く含まれているので、動物性食品から摂取したほうが効率的です。また、ビタミンCと相性が良いため、レモンをかけたりすると良いでしょう。ただ、それでも亜鉛はミネラルの中では最も欠乏しやすいと言われています。日本の土壌は元々ミネラル含有率が低い上、化学肥料や農薬の多用によってさらに土のミネラルバランスが崩れてしまっているのです。

ですから、無理に食材から摂るよりも、サプリメントなどを利用したほうが効率良く摂取できるでしょう。

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